新独坐法

風景に馴染んでる自分とは?

暮れなずむ斜光のなかで。

画題: 暮れなずむ斜光の中で
禅語: 渓辺掃葉夕陽僧(けいへんそうようす、せきようのそう)

現代意訳
夕焼け小焼け落日の寺の境内、人気も絶え静寂です。
一心に箒(ほうき)を使う僧の姿は、風景に溶け込み
限りなく穏やかで慈悲深い風情を醸し出しています。

その光景を見るにつけ、人は心が和み癒されます。
一方今自分は、どんな姿に写っているでしょうか?

荒野の様な苦悩だらけの世の中で、それに流されず毅然としてる
強さを保っているでしょうか? 険しい顔をしていませんか?

僧の長い修行の果てに備わる、徳や慈悲と言えるものです。が
一般人も世俗の中で、身を律し経験を積んで進化向上すれば

その環境(風景)に一歩一歩馴染んでいくものです。

関連YouTube動画

復活現代禅画 ~暮れなずむ斜光の中で~

過去関連同意味ブログ添付

禅のイノベーション、新独坐法:坐主 現代禅画:復活画家 芝暗生

#禅語 #禅画 #独座 

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