新独坐法

心の曇りは、いつか必ず晴れる。

禅語: 雲出洞中明(くもいでてどうちゅうあきらかなり) 

      山にかかってた雲も、雲の切れた間から、
      洞穴の中に光が射しこんで明るくなって来る。と言う意味です

雲は我々の心に影を落とす、迷い、悩み、不安恐怖、ストレス、の事です。
いつかはそれが薄れていき無くなると、たとえ、ある時期悩み挫折していたとしても、
暗い心がきれいにスッキリすると言う意味になります。

エジプトのアブ、シンベル神殿は、太陽が射し込むと、30メーターの神殿回廊を照らし、
神々の姿を現す、工夫がなされています。

行雲流水(ぎょううんりゅうすい) は、雲も、川の水も常に流れて、決して元には戻らない、
自然の摂理です。


同意語で諸行無常(しょぎょうむじょう)もよく知られています。

一時の物事に執着し、取り越し苦労をすること無く事象に応じ、事象に従って自然体で行動してると、
時間が物事を解決してくれます。
決して焦って無意味な行動は避けなければなりません。傷がますます深くなります。

アメリカの元国防長官パウエル氏の言葉に、一晩立つと物事の大半は解決してるものだ と名言が残ってます。
何もせず決して放っておいて、いいわけではありません。

我々の一般生活において、常に様々な悩ましい状況が起きます。

原因に執着したり拘らずにそのままにして吐納法、導引法、を使って徐々に、ストレス、パニックを
自己コントロールしていき、
心の平穏を取り戻すのが、私の新独坐法です。


禅のイノベーション新独坐法坐主 現代禅画復活画家芝 芝暗生

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