画題: 尖った人も穣るほど丸くなる。
禅語: 閑古錐(かんこすい)
現代意訳
人は誰でも目的に向かって、まっしぐらの時は、自分の事に精一杯で、
周りの人を、傷付けている事に気づかない。
世間に揉まれた経験や知恵は、年齢と共に、徐々に鋭さが丸くなって
落ち着いた人格を携えて来ます。
錐の切っ先を使い込んで丸くなっていくように、
閑古錐は、目的を達成した偉人の優雅な風格の姿です。
良寛さんは、終生子供にかえって一緒に遊ぶ、
見ててもほっこりします。我々も最終的にはそうありたいものです。
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