禅画

母の愛 生き方とは?

今回の画題 ありし日の母の想い出   

ありし日の母の想い出

禅語 赤心片片(あかしんへんぺん)

意訳

赤心は生まれたての赤ん坊の心、ここでは母の愛一杯に育った純粋無垢な幼少の頃の心
片片はすべての関わりにおいて、何の偏見も持たず純粋な真心で接する事。

人は成長するにつけ、要領や悪知恵も働き、生存競争の中では特に自分本位打算で人に
接していて、騙されない様に、人を警戒して決して本心を明かそうとしません。

人生経験豊富になるにつけ、それが生きる為の知恵だと錯覚しています。
注意する事と、警戒や恐れとは全く違うものです。

赤ん坊の無垢な心、母の愛いっぱいに育ってた頃の純粋な心はいつしか忘れています。
母を悲しませるような、人を傷つけた事や人を陥れた事は無いと言えますか?

今までの行いを振り返って見て、接してる人やモノに対して誠意を込めて接していましたか?
自分を取り巻くすべてのものに、偏見を持たず、相手を認めて真心こめて接すれば、
見落としてた多くの事が在るのが気付きます。

人は認めてくれる相手には心を開くように出来てるからです。 

復活 現代禅画 ~ありし日の母の想い出 合掌~

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#禅画 #禅語 #独坐

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