今回の画題は立ち止まって見つめ直すです。
修行僧が、寺の軒下を借り草鞋を脱ぎ瞑目する姿です。
禅語では、脚下照顧(きゃっかしょうこ)です。
現代意訳は、
禅寺では履物を脱ぐ、履くをする玄関の目立つ所に、脚下照顧の木札が
掛かっています。自分自身の足元をよく見直し、今までの生き方が間違っていなかったか?
このままでいいのか? 人生の過程で、今の立ち位置は?等
を省り見るように促す重厚な言葉です。
現実には、常にストレスがかかって生きています。耐えながら流されていたのでは、
自分を犠牲にし、どんどん理想とかけ離れていきます。
その上、パニックに陥いったら、心身が疲弊して病になってしまいます。
忙しい時ほど、毎日立ち止まれる時間を持つ事が、心身を安定させ、
結局目的に向かって、回り道しないで済む方法です。
では、ストレスやパニックを、セルフコントロールして心の平穏を取り戻す方法はあるのか
何時でも、誰でも、何処でも、出来ないと多くの人の社会生活に役立ちません。
私は長い、静の禅、動の立禅修行を経験して工夫し体系化したものがあります。
禅のイノベーション、新独坐法です。
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