禅画は、高僧や修行僧が修行をテーマに描かれた画の為、一般庶民には馴染まずマイノリティ派、コレクターのみに重宝され自然消滅したようです。
私は長く臨済禅を、山水水墨画を学び常に何とかならないかと残念に感じてました。
誰もが禅の価値を認めてますが、敷居が高く、警戒して気安くは近づけません。
一般人は歴史や宗教の権威に縛られる事を恐れるからです。
因習にとらわれず自由に禅文化を現代アートとしてとらえて 時代に添った新しい感覚の禅画を復活させたいと思っています。
私は水墨画教室で古代中国の山水画を研究し、臨画としてたくさん描きました。
山水画には禅の心が表現されてます。禅文化、教えそのものなのです。
経験に囚われずに、自由で新しい感覚で、私のオリジナル新禅画を描き、積み上げて行きたいと思います。皆様には見て、心に何かを感じてもらえばいい、それだけです。
評価も言葉も文字も不要です。
臨画の部では、有象無象流水編 万有万物深山霊峰編 森羅万象花鳥魚泳姿編 一切合切自然体編として 私の受賞作やオリジナル作品をネットギャラリーにアップしました。
今後とも長い目でおつきあいをお願いいたします。
禅のイノベーション、新独坐法 坐主 芝暗生