画題: 風狂の僧一休が説く。
禅語: 百尺竿頭進一歩(ひゃくしゃくかんとうに、いっぽをすすむ)
現代意訳
人生を掛けて努力し修練に耐え、念願の頂点に登りつめても
そこから更に、もう一歩を極めるべきだと言う言葉です。
ただ一つの目標を達成し自己満足していれば、
そこでもう終わりです。
燃え尽き症候群とならないように
一休禅師は、高僧に昇りつめた後、寺を出て町を放浪しながら
風狂と呼ばれながら、あえて、仏の道を越えて人々と接し説きます。
世の為に、庶民、後輩の為に伝える事が、一休さんの
残された人生の生き方として、我々のお手本になります。
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