画題: 花の開花を待ちかねて、輪となり 春は百花繚乱、野山には
人も鳥も、いろんな虫達も集まって来ます。
禅語: 百花為誰開(ひゃっか、たがためにかひらく)
現代意訳
春には、野山に、花が咲き鳥や、蝶、いろんな虫達が集まってきて
憩いの場となります。
見る人には、心が和み、その美しさを愛でて、こよなく楽しませてくれます。
しかし真理は、花そのものは、一切の気どりも、ためらいも無く、
他の物に飾らず、只、無心に咲いてるだけです。
粛々と、短い花の命をもやし、静かな輝きを醸し出しています。
我々も日常、他人の目や声を気にせず、自分の本分を守り、
全うする事にのみ、粛々と生きるなら、
その姿を見る人が見たら、尊く、清々しく、
堂々たる風格に対し心を打つものです。
悔い無き人生を送った人々の共通の意識です。
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