新独坐法

自色を千年経っても変えない寒松を見習う

画題を、明月松の間を照らし、清泉岩の上を走る ~漢詩より~
    昔から人々の生きる象徴のように崇めてきた、松をテーマにしました。

明月松の間を照らし、清泉岩の上を走る

禅語=寒松一色千年別(かんしょういっしきせんねんべつなり)

現代意訳

松はどんなに、過酷な気象変化であろうと、千年経ってもその色が変わらない唯一の樹木です。
私の画は、月がその松の間を照らし、清らかな水が岩の上を流れる悠久の姿を描きましたが

人々も理想を掲げ信念持って、自分の使命や役割を達成する為に進みますが
なかなかそうは、思い通りにいきません。
時には、立ち枯れ、しおれる時も、妥協せざるを得ない事象も起きて、苦難の連続が人生です。

それが当たり前と受け入れ、どんな状況下であろうとも主体性(自分の色)を決して失わない、
そして千年(何代)にも渡って生きる松。

身近に存在する松を思い、それを理想とし進めば道は必ず開けます。

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復活現代禅画 ~明月松の間を照らし、清泉岩の上を走る~

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#禅画 #禅語 #独坐

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