新独坐法

意志がもっと強くないと!と落ち込むとき。

禅語では、松樹千年翠(まつのきせんねんのみどり)そして松無古今色(まつにここんのいろなし)

と例えられ、厳しい環境の中でも黙して、不変の緑を保ち続ける松。その姿に節操と生命力を見い出し寂然として佇む風格を羨望の眼差しでとらえています。

今回は、禅語でお馴染みの松を描いてみました。岩に立つ松ですが、全国どんなとこでも風景にも溶け込んで、
    人々に、その存在感を示しています。

苦境に、千年耐え抜く青松

描いてても生命力に驚きを感じます。風雪に耐え抜き変わらぬ緑をたたえてる松には、
誰の心の中にも親しみと憧れをもっています。

四季により変化を見せる樹には、それぞれ美しさがあり人気がありますが、松はどれほど時間たっても変わりません。それ故その緑は何時でも見ごろだと言えます。

人間の社会生活では、いくら理想を掲げていても社会はそう甘くはありません。
折り合いつけ信念を曲げないといけない事も多々あるはずです。

それでも柔軟に対応しながらも、
芯になる大切な本質は曲げてはいけない。これがなくなると翻弄させられます。

挫けそうなとき、意志がもう少し強かったらなーと不安に思う時はこの松を見てください。きっと語りかけてくれています。松も人間もおなじ天然の生き物どうしだからです。

復活 現代禅画 ~苦境に、千年耐え抜く青松~

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#心理描写 #禅語 #心療禅画 #独坐

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