画題: 過去は幻、未来は夢の又夢
禅語: 十年帰不得 忘却来時道
(じゅうねんかえることをえざれば、らいじのみちをぼうきゃくす)
現代意訳
人生に於いても、会社の事業も好調10年説がよく言われていました。
好調が続くと、それに馴れて、まさかの対応を忘れています。
当然、取り巻きや取引先、従業員にも緩みがきても気がつきません。
禅語の意味は、修行僧が山深く修行を何十年も続けていると
帰り道や帰る目的をも忘れてしまう位に、坐と一体になるという意味です。
禅道では、悟っても悟りを忘れる、悟後の修行があり延々続きます。
我々は、過去の栄光や成功に執着せず、贅沢をやめて 今を油断なく生きる事が、
将来の道が閉ざされない唯一の方法です。
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