真に勝つときは負ける時、真に負ける時が勝つ時

画題：　勝ち戦も、一寸先は闇。
禅語：　勢不可使尽（いきおい、つかいつくすべからず）

現代意訳
勢いは温存しておけ　という意味で貴重な天声人語です。
昔から、今この好調期こそチャンスを逃したら二度とこない　 と強欲にそそのかされ、
慌てて手を広げ身の丈以上の事をやり、 折角の好調期を自ら終わらせてしまう。
投資、事業、ギャンブル、戦い、等運試しは殆どが裏目に出る 凋落の歴史です。
好調の時こそ、うぬぼれず自分の立ち位置と先々の状況を想定して
慎重に行動する癖をつけておく事が大事です。
私はこの言葉を守り、 好調期を細く長く経営に生かし失敗を回避し
無事に経営を引き継ぐ事が出来ました。