新独坐法

一日が終わり、寂寥感に襲われる時

画題は、日が落ち又夜の帳につつまれていく  郷愁を描きました。
         私は田舎で育って、毎日、日暮れになると、
         その景色が、寂しさと虚しさ、これでいいのかと言う焦りで、
         心を締め付けられる思いで、眺め過ごしていました。

日が落ちて又夜の帳に包まれて行

禅語=歩歩是道場(ほほこれどうじょう)

現代意訳

情けないように、同じ繰り返しに見える生活でも、
一日足りとて同じ一日は存在しません。

移り行く季節や自然、月、樹木が人生や生き方の真理を黙って
教えてくれてます。只、そのお手本に気ずかないだけです。

将来のもくろみばかりを夢見て日々の生活をないがしろにしがちです。
大事なのは、今の事をしっかり踏まえ、日々過ごし歩く、
全ての事象が、学びの 原点の 教えになってると言う事を知るべきです。

復活 現代禅画 ~日が落ちて、又夜の帳に包まれてゆく~

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