新独坐法

挫折から立ち直れないとき

今回はの画題は 荒れた波濤の中を進む舟 です。
        嵐の海大波に吞み込まれながらも尚も進む船を描きました。
        人生そのものではないでしょうか?

荒れた波濤の中を進む

禅語は八風吹不動(はっぷうふけどもどうぜず)

現代意訳

八風とは、降りかかるいろんな種類の災厄(八風)の事。
人が生きていくと言うことはこの風が吹き荒れる嵐の中を歩いていく様そのものです。


巻き込まれたり、自分を見失わないように、動じないことが肝心です。
お世辞にも浮かれず、中傷にも傷つかない、甘い儲け話や誘惑に
負けないようにするには自分をしっかり持っていないとだめです。

日頃から強い心を鍛えておく必要があります。
難しいですが、禅では囚われない そのことになり切れ事と教えています。

どうしても悪いほうに心が、のめり込んで自縛してしまいます。
災厄に対しては、恐怖心に囚われず細心の注意を払ってその場を乗り切るだけです。

恐怖と注意は違います。やがて波もおさまりべた凪になります。諸行は無常です。

あなたを守り導き救ってくれる心の支えになる存在を信ずること
これは私の新独座法で詳しくまとめてあります。

復活 現代禅画 ~荒れ狂う怒涛の中を進む~

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禅のイノベーション新独坐法坐主 現代禅画復活画家芝暗生

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