人間好時節（にんげんこうじせつ）と言う禅語があります。 日本には素晴らしい四季があります。いい四季の移ろいがあるのに、当たり前になり深く気にしないのは、雑多な事に振り回され心に余裕がなく、夏は暑い、冬は寒い梅雨は鬱陶しい、春は眠いなど嫌な方にばかり惑わされてるからです。楽しめる気持ちが持てたら、人生が日々進化向上していきます。
心のバイオリズムの影響、経過する時の変化にも関係してくるのもある と思いますが。
しかし毎日忙しく、追われてストレスをため過していると、二度と戻らない一日を無意味に消化してしまいます。尊敬する中村天風先生の人声天語に、人間は何のために産まれ生きてるのか？
人間は日々進化向上するために生きてる と教えてくれています。受け手側にも理解できる力量が要りますし、この事が解るまで修行して会得ます。 同時に今を有意義に生きる事と同意語になります。 真に会得したら、毎日がつまらないどころか、一時も粗末に出来ないねと言うう事が悟れます。
求道家 芝暗生
