禅の教え

仏に出会った仏

私は、ご縁あって、生きてる仏様に出会う事が出来ました。大阿闍梨様のことです。

千日回峰行を二回もされた、酒井雄哉大阿闍梨で文字どうり生きた仏として日本中が認め、感動した偉業に他なりません。

7年かけて嶺峯を4万キロ走破する、述べ千日をかけた荒行で、満行の最後には、堂入り行で9日間、堂内を不眠で座らず断食で歩き続ける人の命を超えた荒行としか言いようがないものです。

過去400年で、3人の高僧が満行できたらしく、今後現れるのは極めて難しいと言われております。

直接お会いして、お話を聞かせていただいたのですが、堂の周りには、僧が交代で24時間監視しており、私が見た限り10-15坪くらいのお堂です。蝋燭に線香が絶え間なく追加されその中を歩き続けるわけですが、当然換気がなく、空気も薄くなり、煙って、からからに乾燥してるでしょう。 常軌を逸したらどうなるかまず理解できるものではありません。

お話によると、意識がなくなって。倒れる瞬間に何か目の前に、光を感じられたそうです。

仏に生かされてる と心の深層部での仏の声。不可思議、清浄の潜在域できっと悟られたのでしょうか? 修行が出来てない私の推測でしかありませんが。

後日、NHKスペシャル千日回峰で見ましたら、堂入り行達成を見守る信者が、たくさん境内に集まってました。実況放送の中全員が固唾をのんで注目した、先のお堂の扉が、ゆっくり音もなく開き中から二人の僧に抱えられながら、阿闍梨が出てこられました。その瞬間感動のどよめき、手を合わす人々、涙する人々、地面に低頭する人々 医者も駆けつけて眼を覗き瞳孔がだめ

と手をバツに合図してました。顔、手足、衣から出てる皮膚は乾燥しててボロボロ、

しかし信じられない凄すぎの現象が起きました、時間がたつごとに空中の湿気を皮膚が吸収していった事です。比叡山の山中は湿気が多いせいでもありますが。

仏に導かれて出来た と 人間は仏に生かされてる と言う内容の出版が多く出されております。 命を懸けて身をもって証明されたわけです。

誰でも経験してる事と思いますが、九死に一生 に出会ったこと、間一髪で救われたことです。

二回や三回ではないはずです。 仏になった先祖の、守り、導き、救い、のお陰としか考えられないのではないでしょうか? キーワードはご先祖のDNAです。

我々人は、日頃信ずる心の支えが 必要です。他力に求めるのも一つですが、行きつくところ自分しかありません。同行はご先祖(仏)と、巡礼したらはっきりと解ります。。  

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