新独坐法

怖がり、心配性を治す

私は中国の上海の地で10年余りビジネスをしてました。当時渡航し立ての時、恐怖でどうしても交差点歩道が渡れない、信号守ってる車がいないから当然です。渡らないと仕事になりません。どうしようもなくて、渡る人民の下手に付いて、何度も渡りましたが、返って二人とも危険だと追い払われ、途方にくれました。  

恐れ、不安がっててはまず渡れません、 恐怖、不安を抱えて渡る人の焦りの行動は返って非常に危ないのです。運転手の読みが狂ってしまい死亡事故に直結する原因です。

注意をしながら平然と渡る。恐怖不安を抱えては何も出来ません。  注意して渡るこれで克服できました。目をつむって渡る事とはおお違いです。

恐怖不安の因をよく分析したら、それに執着せず(しても実体がない)注意をして行動する。 これこそ、すべての事象にあてはまると思います。

怖がり、心配性の人は人一倍悪いケースを妄想して、取り越し苦労で自身を拘束します。その証拠に評論家やコメンテイターと言う方の悪い読みも外れます。

一般人は当たりもしない、心配、恐れをしても無意味です。一方期待しても外れ、当ても外れる事ばかりが、まぎれもない現実です。

アメリカの元国防長官のパウエル氏の言葉に、いくら心配してても、一夜明けると物事は好転してる。 名言があります。

恐れ、心配性の原因は取り越し苦労です。 危機管理は充分行い、それが出来たら後は注意をして行動する。 注意と恐れ、心配の違いをよく区別しておく必要が重要です。

指導者、成功者、経営者、地位を築いた方たちには、恐れ、心配の実体についての認識に共通点があると確信します。ご本人にとっては、当たり前で今更と言う次元でしょうけど。

なかなか、いざと言う時は頭でわかってても、普通は心を平穏に保ち、即対応することは難しい。それが出来る訓練方法として、禅のイノベーション、新独坐法 を試してみてください。

                            新独坐法と現代禅画  芝暗生

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