新独坐法

描画療法の風景構成と山水画

心が不安定になると、自分でも気づかない行動をしている事は、まずいなーと思いながら誰でも経験していると思います。 

あえてこんな事を持ち出すのは、日常心が安定してる時の事はあまり考えないからです。

私は長年水墨の山水画を描いてて、森羅万象の趣が風景から心に迫ってくるのを感じながら描いています。 中国古来の臨画からですが、この画が禅の文化とつながってるのではと。 最近知ったことですが描画療法と言う

カウンセリング法は結構前から取り入れられてる臨床心理応用法であると。

この療法の中でも風景構成がクライアントの心理状況を分析し、構成と心理を整合しながらセラピして治療すると説明受けました。

水墨山水画の構成は、何千年前から霊峰山と滝や川(水)があり、樹木が立ち、道と人と動物質素な家屋 ここからメリハリ付けて花や山肌、雲、雲海、自然の事象はとどまる事なしに、綿々と流れていても、決して本質は変わらない こんな世界です。

描画療法では、順序が大事で山、田、道、家、木、人、花、動物、石や岩、順で画にするそうです。

画の描写ではどれ一つとっても意味があり手を抜くと、うまい下手関係なく、画そのものに価値がなくなります。 心が不安定なら即画に出て画を壊してしまいます。

心が安定してなお深層から浮かび上がる描写の力こそが画の構成が自然で、しかもその奥の事象の本質が表現されてる。もちろん見る人の力量が決めてですが、見る人の心が何かを感じる、閃く そのことが何より大事と思ってます。

現代人の心に添った、新しい禅画を構築していきたいと行動を起こしております。

YouTube動画、禅文化こそ現代アートだ! 新禅画をネットギャラリーにて公開しております。これは現代禅画アートと名づけたい と思います  2020.8.5

禅文化こそ現代アートだ!今復活する新禅画 【新禅画ギャラリー 】万有万物 深山霊峰編 現代禅画アート

新独坐法と現代禅画アート 芝暗生

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