画題は、枯れ枝にも月が宿る 冬がやってくると、樹木の花が散り、実が落ち、やがて葉も枯れてしまう、
寂しさ、侘しさを誘う光景ですが、そこには希望の柔らかい月の光が注いでいます。
禅語: 花謝樹無影(はなしゃしてきにかげなし)
冬が来て、樹は枯れてしまいます。それは来年に又青々した葉を茂らせ、花を咲かし、
実を付ける為に、余計なものを払い養分を蓄えておく準備期間です。
樹は脈々と命をつないでいます。樹の精霊と言われるものです。
人生には、華やかな好調期も過酷な不調期も繰り返しやってきます。
不調期が続いても、新芽が芽吹く為の、不可欠な準備期間そのものなのです。
お落ち込んだり、悲感してる場合ではありません、大切な貯蔵期間です。
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