新独坐法

人を苦しめる正体が解れば、対処できる!

今回の画題はいよいよ、恐れおおくも仏教の聖域釈迦の苦行をイメージした、
  人を苦しめる正体は何か?に挑んだ6年の死闘 です。

人を苦しめる正体は何か?に挑んだ6年の死闘

禅語=偏界不曽蔵(へんかいかってかくさず)

現代意訳

我々は、真実や真理(悩みの正体)とは、よほど難行苦行の修行を積み、
学び悟らないと解らないと考えがちです。
しかし、草木、川や海、太陽、月もすべての偏界はあるがままに、
我々に一切隠し事などしておりません。

真実は隠れているものではなく、自分の中に、もともと存在してるもの。

見えないのは自分の心の中に巣くう、拘りや偏見、煩悩の執着心が捨てきれないからです。

釈迦は6年間の断食端座の末についに、宵の明星を目の当たりにして、
その真実を悟りました。
本来、苦も楽も無い、悪も善も無い、汚い綺麗も、生も死もないのだと。

悩みの正体は実体がない不確実なものである 世の事象のすべては常に移り変わる。
諸行無常であると説いておられます。

現代に生かす知恵は、実体のないものに振り回され、落ち込むことは、無いと
自信持つことです。

YouTube動画

復活 現代禅画 ~人を苦しめる正体は何か?に挑んだ6年の死闘~

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#釈迦 #独坐 #禅語 #禅画

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