画題: しぐるるや、しぐるる山へ歩み入る。~山頭火~
禅語: 一無位真人(いちむいのしんにん)
現代意訳
私たちは、現実社会で生きる中で、人と比べられたり、勝ち組負け組
のレッテルを貼られたり、成果が出ない、いろんなストレスを抱え悩んでいます。
しかも、それは自分のせいで、我慢強く生きて行くしかないと思ってる。
しかし、本質部分をよく分析すれば、私という個体の人間である
本来の自分とは、周りとの関連性は有っても、
他人と比べられ、否定される筋合いは、なんらありません。
山頭火の生きた境地しぐるるや、しぐるる山へ 歩み入る
分け入っても、分け入っても 青い空なのです。
自然一体、真の自分には、無位(何も無い)であれば
悩みの分子がつけ入る隙がありません。
周りに振り回わされて、自分を無くしているのは、
一時的な、迷ってる上辺の自分であり、本来自分の本質は、
何一つ傷もつかず、超越していて自由でしかるべきです。
自分が信じる心の支え があれば、自分しか知り得ない、
真人としての自分の存在を示すことが出来ます。
参考:YouTube動画新独坐法参考
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