画題: 無心にして雲海に立つ
禅語: 本来無一物(ほんらい、むいちもつ)
現代意訳
生きる中で、自分を卑下したり、ダメな処や欠点を自覚し自信を
無くす事は、少なからず誰にもあります。
それらは、全て他人と比較したり、己の我欲や執着心から
生れるものであり、偏った妄想です。
その問題の本質が解らないから、迷い失望します。
実体のない不確実なものに、振り回されては落ち込むばかりです。
本来人間には、劣ってるところも汚れもありません。
画の言わんとしているのが、無一物中無尽蔵です。
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