今回の禅画は、画題=清々しい心の原風景(棚田)です。
全国の山里に、今も数多く残っています。
一度訪れて、実際に見てみれば心が洗われるのが解ります。
![](https://shindokuza.com/wp-content/uploads/2021/03/IMG_20210319_140044-832x1024.jpg)
禅語=月白風清(つきしろくかぜきよし)
現代意訳
澄み渡った空に風がなびく、奥深い山里に美しい棚田が広がる、
こんな清涼な美しい光景は、自分の心に残在する原風景は
理想とする、少しも曇りのない心の境地です。
現実は、汚れて澱んだ空気に囲まれ、無心に働き、気苦労や軋轢に悩み
多くのトラブルを抱えながら人生を過ごしています。
そのことに気ずいたら、山深い棚田で耕作する人々と、自分とを比較すれば
いかに心が澱んでいるのか解ります。
夜空の輝かしい月を見る。風に出会う、晴れ渡った空を仰ぐ、草木を感じる。
土の匂いを感じる。 自然をイメージしながら
心の平穏を保っていれば、チャンスが巡って来た時には迷わず
キャッチし、成果が出せるようになります。
原因は心の中に清々しい風が吹いて、素直にチャンスを受け取れるからです。
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